業種辞典DICTIONARY

カンパイ系(飲み屋系)の業種説明をします。
水商売と言えば夜のイメージがありますが昼間にも営業しているお店もあったり、営業形態やシステムは業種によって様々です。お店選びの参考にしてね!

キャバクラ

お客様の隣に座っておしゃべりをしたりお酒の相手をするお仕事です。個人の人気(成績)がお給料に直結しているため、お客様を楽しませる為の話術や雰囲気づくりが重要になってきます。通常は1セット中に何人かが交代して接客します。お客様から接客の相手として指定される「指名」や、お店が始まる前に店外で食事などをしてから一緒にお店に来る「同伴」に対して、ノルマを課しているお店あります。気になる時給相場は2,000円~5,000円と幅広くなっています。ドリンクや、指名、同伴などをすることで歩合バックがきます。頑張ったぶんはお給料に反映されるのでやりがい十分なお仕事です。

朝・昼キャバ

キャバクラというと、一般的には夜に営業されているものであり、キャバ嬢は夜の仕事というイメージがありますが、ここ数年、朝から営業している朝キャバ、昼から営業している昼キャバが登場しています。 都心部で増加しているのはもちろんのこと、地方でも少しずつ増えてきています。基本的に、朝キャバは朝から昼まで、昼キャバは昼から夕方まで営業しています。 どの時間帯も、基本的には夜のキャバクラとサービス内容が変わらないため、お酒を提供しており、キャバ嬢が席について接客するシステムになっています。朝・昼キャバの時給の相場は夜キャバに比べると報酬が2~3割ダウンしてしまう傾向にあります。つまり時給が2,000~4,000円の相場になってしまいます。しかし昼のアルバイトで時給2,000円以上を稼げるお仕事はなかなかありません。さらに体を大切にできるなど、夜キャバにはないメリットがあります。

ニュークラブ

一言でいえばキャバクラの高級バージョンです。お仕事内容や会計システムはキャバクラとほとんど変わりません。キャバクラよりも設定金額が高めなので、女の子のお給料も高めなお店が多いです。時給の平均は5,000円前後となっています。キャバクラよりも高額を稼げることが魅力ですね。接客はドレスで、ヘアメイクもきちんとした状態を求めるお店が多いです。落ち着いた雰囲気のお店が多いため、客層もキャバクラよりも年齢層が高めのお客様が多い印象です。落ち着いたお店で働きたい女の子にはおすすめの業種です。

高級クラブ

お客様の隣に座ってお酒お相手をする仕事です。六本木や銀座などの高級エリアに多数存在しています。水商売の中では最も高収入で、最も敷居の高い業種です。高級クラブでは時給5,000円~が相場となっています。高級クラブでは、ドレスと着物を半々としているお店が多く、みんな高級な着物やドレスを着ています。(安物だと怒られたりします)ホステスさんのお給料は日給制で、複数接客です。顧客を持つレギュラーホステスと、そのサポート役のヘルプホステスがチームで接客します。

ガールズバー

バーテンダーとしてドリンクを作ったり、カウンター越しにお客様とお話をする仕事です。お客様の隣で接客することはありません。時給はキャバクラに比べ安く、時給タスドリンクバックがお給料として受け取れます。相場は1,500円〜2,500円くらいの範囲でしょう。コスプレなどコンセプトに合わせた服装で接客するお店が多いです。お仕事内容がキャバクラよりもソフトな点も特徴です。

スナック

基本的にカウンター越しに接客します。フリータイムでボトルキープが一般的で、とてもリーズナブルに飲めます。そのため女の子の時給も低めで、お店や立地などによって上下しますが、1,500円前後が相場です。年齢層は高く、ママがいます。

ラウンジ

仕事内容はキャバクラとほぼ同じです。ラウンジは指名はありません。基本的に複数接客です。お店が忙しいと一人で複数のお客さんの相手をすることになります。キャストの年齢層は高めで、時給はキャバクラに比べると低く設定してあるお店が多いです。ラウンジではだいたい2,000円〜のお店がほとんどだそうです。

会員制ラウンジ

都内に増えてきた業態。「女性もお客様」というコンセプトなので、ドリンクを作ったりタバコに火をつける必要がありません。基本的に座ってドリンクを飲みながらお話するだけの業態です。 ノルマやペナルティがなく、自由出勤制なのが特徴。採用基準が比較的高めで時給相場は中間程度です。時給相場は3,500円~4,000円ですが、バックの相場がズバ抜けて高いので、頑張った分は稼げるというシステムになっています。 日払いが出来る会員制なので客層が各店舗である程度固まっているのも特徴。週1〜OKなので出勤人数の確保のために在籍人数も多くなる傾向にあります。私服勤務なのも大きいところで、Wワークで勤務する女性が多いです。

カラオケパブ

カウンター越しに接客し、カラオケがあって軽い食事とお酒が提供されるのがよくあるスナックの形態。これに対してパブはほぼスナックと同じようなお店もあれば、カウンターがなく、テーブル席だけのお店があるなど、その店構えはいろいろです。 また、スナックと比べてコンセプトが明確なお店が多いのが特徴です。たとえば、カラオケを楽しむことが主体のカラオケパブ、ショーがメインのショーパブ、外国人のホステスさんがメインの、フィリピンパブや中国人パブなどもそのひとつ。ただし、両方合わせた「パブスナック」を名乗るお店もあるなど、実際にはその境は曖昧。「お酒が提供される」ということを「パブ」の2文字で表現していることが多いようです。 風俗系のお店でも「パブ」がつくお店は少なくありません。したがって時給もお店によって様々です。バイトに応募する時は、どんなお店でどんな接客をするのか、必ず確認するようにしましょう。

姉・熟女キャバ

25歳位から30代半ば、または30代後半から40代と、少し大人のお姉さんが働きやすい環境のお店です。キャバクラも姉キャバも熟女キャバクラも、お仕事内容は同じで会話などを楽しみながらお客様にお酒を提供する場所です。 年齢に的を絞って、年齢に応じた雰囲気をウリにしたのが、姉キャバや熟女キャバクラです。熟女キャバクラは、熟女パブと言ったりして比較的昔から存在しますが、アラサー世代にスポットを当てた姉キャバは、まだ新しい形態です。女性ファッション雑誌などで姉世代を取り上げるようになったところから、姉キャバが生まれました。 姉・熟女キャバは男性客の利用料が低めです。そのためか女性キャストの時給も低めの3,000円前後となっています。

コスプレカフェ

コスプレカフェとは、漫画やアニメを中心としたサブカルチャー、とりわけおたく文化を取り入れ、店員がコスプレをして接客を行う飲食店のことです。喫茶店や居酒屋などを業態とする物が多いです。コスプレカフェの時給は2,000円前後が相場。他の業種と比べると低めですが、安心の接客内容を魅力に感じる人も多いでしょう。

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